いまだ本屋さんに行く理由

目的もなく本屋にいく

休日の時間がある日は、本屋に行くことが結構あります。

目的もなく、欲しい本がなくっても、行くことがあります。

 

Amazon超便利じゃん!」

電子書籍、持ち運び最高!」

「マンガボックス・・・もう最高!!!」

と思っている僕も、

いまだに本屋さんに行って本を実際に買い、ホクホクした気分で帰ったりします。

 

これには、理由があります。

本屋さんに行って自分の人生が大きく変わる瞬間を体感したことが、きっかけになっているんじゃないかと思います。

 

ある一冊との出会い

本屋に人生を変えられたことがあるな・・

と思うのは、大学3年生のとき。

友人との待ち合わせ場所によく使っていた熊本3年坂のTSUTAYAで、暇つぶしに本棚を眺めていたときにある一冊の背表紙が目に入ってきて衝動買いした経験をいまでも覚えています。

 

その本のタイトル。

それは、『「もう一度会いたい」と思われる人になれ!』でした。

 

 

(このタイトルが目に飛び込んできて勢いだけで購入してしまうくらいだから、結構悩んでいたんだと思います。。。笑、当時の悩みは覚えていませんが、、笑)

 

当時、地方の大学に通う工学部の落ちこぼれだった自分は、「堀紘一」さんのことなど知るはずもなく、読み進めていくうちに「(とんでもない人やないか・・・)」と思った次第です。

堀紘一 - Wikipediaさんは業界の方なら誰もが知る存在。就活生でも都会の大学生で外資コンサル・投資会社を志望する方ならほぼ知っているはずだと思います。

 

ーーー堀 紘一(ほり こういち、1945年4月11日 - )は、兵庫県出身の日本経営コンサルタント馬主ドリームインキュベータ(DI)代表取締役会長。

そしてコンサルティング業界の雄:BCG(ボストンコンサルティンググループ)の元社長であります。

 

簡単にまとめると、

タイトルのような人脈論の本であることに相違はないのですが、「決してテクニカルな人脈論ではなく、対人関係における重要なこと(「正直、素直、謙虚」+「愛嬌」)がわかりやすく、著者の事例ベースでかかれています。人と人とが関わり生きていく上で大事なことが詰まっています。

 

とにもかくにもこの方の思考に影響を受け、自ら志願し、社会人となった今こうしてこの業界に近しいところに身を置いている自分がいる・・ということは、一つの節目であったとともに、外部要因で大きく人生の舵きりがなされたシーンだったのではないかと今でも思います。以降、ビジネス書を中心として、自分の使う時間が書籍に傾倒するようになり、いまでは年間100册以上は継続的に読むようになってきました。

「本を読む」という大切な習慣が身に付く一つのきっかけでした。

 

 

あえて本屋さんに行ってみる

書きたかったことは一つ。

自分が何かに悩んでいるとき、本屋にぷら〜っといくことって案外オススメです。

何にも悩んでいないときでもモチロン、潜在的に自分が気になっていること、無意識的に考えていることに対して、自然に目がいったりするわけです。

 

いまではAmazonを代表にオンラインでも”簡単に”しかも”安く””早く”購入できる時代になっていますが、あえて本屋さんの存在意義を考えたときに、何となく気になった本と出会い、運命が変えられてしまうことがあるんだなという経験をふと思い出し、このブログの最初の記事として残しました。

 

明日は日曜日。

時間があるならば街の本屋さんに、何も持たず、何も考えずに、ただただ行ってみるのも案外良いものだと思います。

実際にこのブログをお読みいただき、実際に本屋さんに行き、何か変わるきっかけがあった方が今後いらっしゃったら嬉しい限りです。